2012年2月14日火曜日

セレニティー、エピファン・グロス塗布 その後

2月11日(土)、エンジン・アクセス口のカバーや梯子など自宅作業の物を艇に持ち帰ってセットした。

艇内がオイル・フィニッシ時と比べて明るい。

光沢だけでなくティーク自体が明るくなった。





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ところで1月末にエピファン・グロスの4コート目を塗布 した後、翌週末に仕上がりをチェックしてみると、例えば丸味の付いたギャリーのトリム部分などに、見た目では分からないが手指で撫でるとザラザラしている箇所があった。シンナーで薄めない生のエピファンは塗っている間にポットの中でどんどん固くなり、ブラシも然りなので、塗装面がレヴェル・オフせず(フラットにならず)乾燥してしまったのだろう。

2月4日、ガサガサ感のある箇所をまず240番のサンディング・メッシで軽く撫でるようにサンディング。無論落ちてくる物はエピファンの固化した粒子のみ。表面が滑らかになったことを手指で確認してアルコール清拭。乾燥後サンディングにより白っぽくなった部分に伸びを良くするためシンナーで半分位に薄めたエピファンを塗布した。白っぽさは簡単に消え、光沢が戻る。

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以下、参考までにセトールと比較した場合の個人的な感想

● 夫婦二人の作業中の実感だが、大雑把に言ってシンナーで60~65%に薄めたエピファンがシンナーで割らない100%のセトールと同じ位の粘度。セトールは生のままでもブラシに含ませる量を少し多くすると塗った所からタラーッと下に垂れるが生のエピファンはそういう事は無い。この意味でエピファンの方がコントロールしやすく塗り易い。

● しかしエピファンは乾燥がセトールより格段に早いので4コート目の様に生のエピファンを同じポットから塗り続ける時はブラシを頻繁にシンナーに浸けたり、ポットに少量のシンナーを混ぜ足していくことが肝要だ。さもないと生のエピファンを塗っている積もりがいつの間にか120~130%またはそれ以上の濃さのエピファン(粒子が固化し始めたエピファン)を塗っていることになる。

● セトール(100%)は乾燥が遅く、塗る時だけではなく例えばデッキのティーク・レイルをうまく仕上げた積もりで家に帰り、1週間後に艇に戻って観てみると見事に何箇所かハルに垂れていることもよくある。

エピファンは手間はかかるが透明感のある仕上がりが秀逸。プロもエピファンを好む。評判どおり何年もこの仕上がりがもってくれることを期待したい。

(写真はPSC製434艇中295番 Serenity です。)
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